コピーライティングにはたくさんのテクニックがあります。
その中でもインサイトが使える人は、人にグサッと刺す文章ができ、商品が飛ぶように売れます!
逆に、インサイトを知らないと、どこかで聞いたことある話になり、面白みのない文章になります。
聞き流されてしまうのです!!
なので、インサイトをマスターし商品の販売の達人になりましょう!!
インサイトをマスターして相手を惹きつける文章を書くと、あなたもトップマーケティングになれます!!
インサイトが理解できるようになりたい
商品が飛ぶように売れるようになりたい
コピーライティングの成果が出ない
インサイトとは?
インサイトのメリット
インサイトの具体例
それでは学習していきましょう!!
【1分で分かる!!】インサイトとは?
インサイトは直訳すると「洞察」や「物事を見抜く力」などを意味します。
消費者インサイト”とは「消費者自身が無意識のうちに抱いている本音や感情」のことです。
・消費者が全く気づいてない真実
・隠れた本音
・商品の隠れたニーズ
・本人も気づいてないニーズ・本音
・知らなかった事実
「この商品買おうかな?」と悩んでいる人に、「この商品こんなインサイトがあるよ」と、相手の知らない新事実こと惹きつけて、購買意欲を与えることがインサイトです!!
例えば、
今までダイエットしても痩せられない、リバウンドしてしまうそんな経験があると思います。
これは、自分への甘さや自己管理ができていないのではありません。
ダイエットにおいてあなたが痩せられない理由又はリバウンドしてしまう理由は痩せ菌が足りないからです!!
痩せ菌は、食事から取ろうとしてもなかなか増えないし、腸内の中で増えるもんじゃない。
でも、短鎖脂肪酸というものを取り入れると実は効率的、痩せ菌が増えます。
このサプリで、痩せ菌を増やし、ダイエットに成功し、リバウンドしない体を作りましょう。
このコピーライティングには3つのインサイトがあります。
・「痩せ菌」という新事実
・「痩せ菌」は食事から取ろうとしてもなかなか取れない
・短鎖脂肪酸というものを取り入れると実は効率的、痩せ菌が増えて手軽にダイエットができる
このようにインサイトは、「相手に行動を促すための最後の一押し」になるのです。
人は商品購入時に、「この商品購入するかどうしようかなー」と迷います。
ここでグサッと突き刺すテクニックがインサイトです!!
人は聞いたことある話だと、聞き流しますが、全く聞いたことがないと、すごく興味が湧きます!!
このように全く知らなかった新事実や自覚しなかったニーズをぶつけると、「自分が知らないことを教えてくれるのだから、有益なのかもしれない!」と思い、納得感や信頼感が増すのです!!
そして、びっくりするくらい商品が売れるようになるのです。
インサイトを用いて、さらに背中を押して購買意欲を高めましょう!
インサイトのメリット
消費者が自分でわかっている悩みを解決する商品やサービスは、飽和状態で、消費者のニーズに答えるだけでは思うように商品が売れない時代になってきています。
その中で勝ち続けるには、相手が気づいてない本音や事実に気づかせて、行動・購買してもらう必要があります。
消費者のインサイトが理解できれば、消費者自身ですら自覚できていない深層心理にある本音や欲求を満たすことができ、これまでなかった製品やサービスの開発に繋がり、他社との差別化をはかることができるのです!
また、新たな需要や新ジャンルの市場を開拓することで、価格競争が不要となり、営業利益の確保や企業価値の向上させられることもできます!
つまり、インサイトの新製品やサービスで消費者の深層心理に隠れた欲求を満たせば、代替不可能な存在としての企業の評価も得られるのです!!
大企業で使われているインサイトの具体例
それではインサイトを使った大企業の具体例を見ていきましょう!!
大企業のインサイトの具体例 ライオン株式会社「トップ スーパーNANOX」
NANOXはライオン株式会社の販売する液体洗剤です。
日本人は洗濯が好きな傾向があり、見た目が汚れていなくても、洗濯する習慣があります。
「汚れが落ちる」ということをアピールしても、どれくらい汚れが落ちているかが見た目ではわからないという問題がありました。
そんな中、ライオンは洗濯にこだわる主婦を集めてインタービューを実施し、多くの主婦が洗濯後の衣服のニオイを気にしていることが分かりました。
そこで、ライオン株式会社では、洗濯洗剤に求められる「汚れ落ち」だけでなく、「匂い」に注目し、洗剤「トップ スーパーNANOX」を開発し販売!
洗濯物の汚れ落ちを確認するために、消費者が行う「洗濯物のにおいを嗅ぐ」という行為に注目し、消費者の隠れたニーズとして「いやな匂いがしない」にインサイトがあると分析し、「トップ スーパーNANOX」が誕生しました。
新商品のコンセプトを「ニオイまで落とす洗剤」として販売した結果、NANOXの売上が向上しました。
大企業で使われている具体例 P&Gのファブリーズは消臭スプレー
発売当初、P&Gのファブリーズ消臭スプレーは「日常の嫌なニオイを消す」というコンセプトで発売されました。
しかしながら、売上が上がらず、P&Gの担当チームは直ぐに消費者に直接会って実態調査!!
その結果、猫を飼っている家庭の飼い主はもはや猫のニオイが気にならず、家で喫煙する家庭もタバコのニオイが常習化して、それを嫌なニオイと認識していないことがわかったのです。
ファブリーズがコンセプトとしていた「日常の嫌なニオイ」は、消費者の意識からは消えているもので、商品のコンセプトがズレていた状態!!
そこで、当時ファブリーズをよく利用していたファミリー層の母親へインタビューを行うと、ファミリー層の母親は「掃除を終えたあとに、ご褒美や祝福のような気分でスプレーを噴射している」という事実を発覚!!
ファブリーズを利用する人のインサイトは、達成感や自分へのご褒美として、非日常感のある香りを楽しむことにあると設定し、「日常の嫌なにおい」を取り除く商品から、「掃除を終えたご褒美」や「日常にフレッシュな香りを加える」というコンセプトの商品に生まれ変わりました。
ファブリーズは、2ヶ月で売上が倍増。1年後には2億3000万ドルもの売上になる大ヒット商品になったのです!
最後に
消費者インサイト”とは「消費者自身が無意識のうちに抱いている本音や感情」のことです。
・消費者が全く気づいてない真実
・隠れた本音
・商品の隠れたニーズ
・本人も気づいてないニーズ・本音
・知らなかった事実
気づかないニーズを考えるので難しいですよね!
消費者が気づかない需要に気づき、その需要に対して、商品の販売戦略を立てられたら、飛ぶように売れるのは納得できます。
そのためには、人がどんな商品を望んでいるのか、アンケート調査やインタビュー、行動観察などを行い、分析していく必要があると考えます。
読んでいただき、ありがとうございました!!